社会には常に一年生がいる。ビジネスでも、政治でも、農業でも、遊びでも。
子育ても、恋愛も、結婚も、合コンも、街コンも。
音楽も、スポーツも、ギャンブルも、夜のお楽しみも。
社会には常に一年生いる。
世の中には常に1年生がいて、その人たち向けの講座が常に開かれている。
ある程度セミナーを回ったりちゃんと本を読んで勉強すると、どこに行って何を聞いても同じになってくる。
これは何にでも当てはまるのだけれども、自分が3年生、4年生になっていくにつれ、1年生向けの講座やセミナー、交流会がつまらなくなっていく。
しかし、自分が既に3年生、4年生だということを忘れ、「何でこんなことを今さら」と憤慨してしまう人が多い。1年生がいるということを忘れてしまい人にきつく当たってしまうことがよくある。
逆に1年生がさも新しい発見をしたと騒いでまわり、上級生をイラつかせることもよくある。
社会には常に1年生がいる。
自分の取り組んできた分野に1年生が入ってきた時に、しっかりと1年生として対応をしなければいけない。業界の当たり前を押し付けてはいけない。
逆に自分は何かの分野については常に1年生で、何年も取り組んできた先輩が必ずいる。業界の積み重ねてきた当たり前があることを認識しなければいけない。
そういう世の中の当たり前を、ずっと忘れないでいたい。