情報の流通量が地域の豊かさにつながる

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(2014年1月14日の記事を修正し再掲:元記事

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まちの豊かさとは、情報流通量の多さであるとも言える。京都が、歴史があり、今も人気がある都市である理由のひとつは、どんな時代でも京都に関する情報の流通量が多かったからではないだろうか?

例えばAKB48のことを私はよく知らない。しかし、ニュースやネットコミュニティなどで話題になっている=情報量が多くなっていると盛り上がっているのだと思ってしまう。

もちろん、これらには元々あるコンテンツが持つ魅力が不可欠だと思う。しかし、情報の流通量が多いがゆえ、注目が集まり、コンテンツが育てられてきたとも言える。

このことから「新潟が豊かなまちになるためには?」の問いに対して、ひとつの回答として、「情報の流通量を増やす」ことが挙げられる。もちろん、中央メディアで話題になるに越したことはない。しかし、新潟県内だけでも地元情報の流通量が多ければ、新潟のまちはにぎやかになると思う。自分の住む地域の情報量が多い、それだけでそこに住む人の心の豊かさにつながるのではないだろうか。

かつては、情報発信者には一部の人しかなれなかった。しかし、今はインターネットという無限の空間に、誰もが情報を発信することができる。しかもほぼ無料で。

だからもっとインターネットに新潟人がたくさん情報を流すべきだと、私は考えている。ソーシャルメディアでも良いが、できれば蓄積するようなブログ、ホームページなどが良い。メディア側の人間だけでなく、市民がもっともっと自分のまちのいいところや面白いところ、楽しみ方を発信していくことで、まちの豊かさにつながると思う。

しかし、世界中に情報を届けられるインターネットは、誰にも見てもらえない可能性がある。誰にも見てもらえなければ情報は存在しないも同然だ。

また、読者が少ないということは、情報を発信し続ける上でのモチベーションに大きく影響する。誰にも見られていないのに、情報を発信し続けるのは苦行以外の何者でもない。

とは言え、一般の人がネットで注目を集めるのには技術がそれなりにいるし、サイトを育てていくのにも手間がかかる。だから、ふつうの市民が、多くの人に情報を届けられるプラットフォームが必要だと考えた。

「ネットに新潟の情報を増やし、蓄積する」「ふつうの人が発信力を持てるプラットフォームを作る」この2つを考え、「にいがたレポ」(http://niigata-repo.com/)と言うサイトをはじめた。

 

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