ここ2年位、ずっと「やりたい」と思っていて実現できなかったことがある。
それは「出版社を立ち上げたい」ということ。
最近、いろんな人に「ずっと出版社をやりたいと思っているんだよね」と言いまくっているうちに、何となく頭のなかで構想が固まってきたような気がするのでここに整理して書き残しておこうと思う。
出版社の名前は「雪出版」(ゆきしゅっぱん)。
雪国の不自由な暮らしが、嫌いなんだけど、大好きで。雪という困難に立ち向かうために、工夫し、助け合い、つくってきた暮らし方が愛おしくて。「雪」という名前は付けたかった。そして、たくさんの候補の中で、「出版社立ち上げたいんだよ。名前は~」と人に話していたら、皆が一番覚えていてくれた名前が「雪出版」だったのでそのまま採用することにした。
では、雪出版は何をするのか?
ひとことで言うと
「のうどう的な暮らしを楽しむ仲間を増やす」ための出版社。
のうどう的=能動的。
自ら何かをつくりだすことを生活に取り入れている人を「能動的生活者」と名付け、そんな暮らしを楽しむ仲間を増やすためのメディアを作りたいと思っている。
私はものづくりはできないけれど、私がつくりたいと思っているのは「コミュニティ」と「コンテンツ」と「メディア」の3つ。
「コミュニティ」は「誰かと一緒に何かをする場」
「コンテンツ」は「参加できる入り口」
「メディア」は「世界観のパッケージング」
この3つをグルグルと回すことで、のうどう的な暮らしを楽しむ仲間を増やして行きたい。
私の好きな人や、好きなコミュニティの人たちと、一緒にコンテンツやメディアをつくって、私たちの仲間を拡げていく。そうやって、一緒に暮らしを楽しんでくれる人たちが増えたらどんなに楽しいだろう。そんな活動を「出版社」という枠をもって遊びながらやっていきたい。
みんな仕事はしながら。でも、一緒にメディアをつくる。それぞれコミュニティも運営して、コンテンツもつくる。それぞれの立場で。そんな「週末出版社」みたいなことを、やりたいなぁ。