2014.8.22-8.25熊本旅行メモ

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822日、新潟空港からFDA(フジドリームエアラインズ)で福岡空港へ。飛行機に乗るのは4年ぶり4回目。
4列シートの飛行機に乗ったのは始めてかもしれない。思った以上に飛行機は怖かった。離陸と着陸時は手汗がひどい。
高速バスで福岡から熊本市へ。路面電車の発達と、繁華街から見える熊本城に驚いた。城の見える街は強い。松下修さんに、花立ファミリーハウス(http://maison821.wix.com/hanatate-family)、有機生活(http://yuukiseikatsu.com/)、エココミューン山ノ神を案内してもらう。松下さんの幅広い活動に感服。しっかりと調べたい。
夜は一人で熊本の街へ。紅蘭亭で熊本市のローカルメニュー「太平燕(タイピーエン)」を食べた。どんな料理かと思っていたら、春雨ヌードルのようだった。これでは腹にたまる気がしない。セットメニューにしておいて良かった。



熊本市の下通り、上通りと呼ばれる中心市街地を歩いた。夜なのにものすごい人出だ。



そして、子連れの人も多い。自由奔放なのは暖かい気候の地域の人柄だろうか?新潟との差はすごい。風俗街、特にソープ街の華やかさも特徴的だと思った。性のエネルギーが街に与える活気は無視できないと思う。

823日、熊本城へ。感じるのは強さ。「この城は落とせねぇ」と思った。名物観光地が街中にあるのも、熊本の強みだと思う。新潟には絶対にない環境。すごい。



宮本武蔵が晩年に五輪の書を書いたという場所「霊巌洞」に行ってきた。金峰山の麓、雲巌禅寺の裏山にある洞窟で、洞窟までの道中にあった五百羅漢像もすごかった。宮本武蔵が晩年5年を過ごした熊本。ここで執筆活動をしていたと思うと、感慨深いものがあった。この空気を感じることができてよかった。



水俣市へ向かい、久木野の愛林館へ。館長・沢畑亨さんの話を聞く。棚田の景色、素晴らしかった。


824日、水俣病資料館へ。熱量の高い展示に感動。目頭が熱くなる。川本輝夫氏を初めて知った。宝子さんのストーリーも。とにかくこの資料館は客観的な事実を並べたような展示ではなく、行動への明確な意志を秘めた恣意的な展示のように感じ、それが何よりも良かった。新潟の水俣病資料館ももう一度行ってみようと思う。
昼に入った水俣ちゃんぽんの店で、日本文理の準決勝戦7回裏が流れていた。熊本まで来て新潟の高校の試合を見られるとは。感謝。
そのまま上天草市へ向かう。天気は悪かったが天草の景色は最高だった。この島々はかつては本土からの橋がなく、舟で行き来するしか無かったそうだ。道路が出来て生活が変わったと現地のおばあさんが言っていた。交通がまちの姿や生活スタイルをも帰る。考えさせられるドライブだった。


825日、熊本市へ戻り、細川忠興の墓を見て、早々にバスで福岡へ。飛行機で新潟に戻る。
非常に頭を使った考えさせられるいい4日間になった。




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