一年が経つのは早いもので、2013年も最終日。今年は何ができただろうか?振り返ると年明けと比べなかなか成果が出たとは言えない状況のような気がする。
今年は、正式に「ライター」を名乗り始め、個人事業主として細々とではあるがさまざまな仕事にチャレンジをしてきた。ただ、大きな成果や、今後発展性のある取り組みができていたかというと、正直なところ首を傾げざるを得ない。
私は、前職を辞め独立するに当たり「30歳までに将来的な展望が見えなければ、あきらめる」という約束をした。あれから既に1年半が経ち、将来的な展望は見えてきていない。確かに、受託業務を取り、生活費を稼いでいくことはそれなりにではあるができている。受託業務は働けば働いた分だけ、自分の収入になる。しかし、走り続けなければキャッシュが入ってこない仕事だ。ハムスターの回し車のように走り続けなければ止まってしまう。
受託業務は確かに手っ取り早く収入になる。しっかり営業して、ある程度の量の仕事をさばくことができれば、フリーランスとしてはやっていける。ただ、それを5年後、10年後もやっていけるのかというと疑問が残る。フリーランスの収入は時間に大きく縛られる。一方で、例えばコンビニなどは、同じ時間でも1万円しか売上が上がらないこともあれば、100万円の売上をあげる可能性もある。受託業務と、自分のビジネスを回す大きな違いだ。
私は独立をしてから、受託業務だけでなく、自分なりのビジネスをまわし、定期的なキャッシュが入ってくるような仕組みを持ちたいと、ずっと考えている。そのような面で、2013年はビジネスの仕組みを生み出すことはできなかった。
12月に入ってから、「にいがたレポ」というブログメディアの運営を始めた。
メディアと言ってもまだお金を生み出すことはできていない。しかし、自分のビジネスを作るという取り組みの一つだと思ってチャレンジしている。ライターとして、人のメディアに書くだけでなく、自分のメディアを持つ。そのメディアが広告収入なりを得ることができるようになれば、受託業務とは違う収入源になってくれるのではないかと期待している。
にいがたレポ:http://niigata-repo.com/
難しいチャレンジだとは思うが2014年は、自主メディアのマネタイズに向けて努力してみようと思う。受託業務と平行しながらやるというのは、体力・気力・時間の面でも負担がかかるが、「将来的な展望」は自分のビジネスを作れるかどうかにかかってくると思っている。残り一年と少ししか時間はない。この挑戦が大きな一歩になるよう、努力していきたい。