9/8に新潟市東区プラザで、セミナー「かたつむり式起業法&共感を生む文章講座」に参加した。
講師はフリーライターの山口拓郎さん、その奥様 山口朋子さんのお二人。
二人のWEBサイト・プロフィールはこちら。
山口拓郎さん→http://yamaguchi-takuro.com/
山口朋子さん→http://yamaguchi-tomoko.com/
4時間にも渡る講義のうち山口拓郎さんの文章講座の一部、「自分の言葉」で語る文章の書き方について受け取った内容を整理した。
そして、最後に講座の中で作成した文章を載せてある。
本日の成果を見ていただきたい。
「共感を生む」とは読者、読み手に「その通りだ」と感じてもらうことだ。
同意してもらうためには、相手が文章を読んだあとに、どう思ってもらうか、どのような感情が湧き上がるのかを想像しなくてはいけない。
文章を書くプロとアマの決定的な違いは、相手目線になれるか、自分目線のまま文章を書いてしまうかの差である。
読む人がどのような情報を欲しているのかを徹底的に考える。
そして、読み手が求める情報を書く事。
この2つが共感を生む文章を書く上での基本の「き」である。
もし、ここを外してしまうようであれば、どれだけ文章が上手であろうが相手の心にはちっとも届かないのだ。
一方で、読む人の欲求を満たした内容の文章であっても、共感できない、感情が動かない文章がある。
これは、正しい文章であっても、自分の言葉で語っていないことが大きな理由だ。
「自分の言葉」で書いていない文章は、得てしてそのような評価を受けてしまう。
逆に、読み手の感情を動かし、共感を得ることができる文章は、すべからく「自分の言葉」で書いてある。
では、「自分の言葉」で文章を書くにはどうすればいいのか。
それは、自分なりの「体感」を文章の中に盛り込むことだ。
具体的に言うと、体感を書くテクニックのひとつは「五感」を書く事だ。
匂いや音、触覚や味、見た目など自分なりに感じた感覚をそのまま書くことで、独自の文章となる。
また、自分のした「経験」を書く事もオリジナリティを出すためのセオリーだ。
自分の経験を文章としたストーリーは自分だけの言葉となる。
特に経験の中でも、失敗談や挫折経験といったものは文章の中に起伏が生まれ、読み手の共感を生みやすい。
自分の言葉で書かれていない、例文を見てみよう。
例文:
のっぺ~家庭に根ざしたポピュラーな郷土料理~
のっぺは、どこの家庭でもよく作られ、よく食べられています。片栗粉などを用いず、里芋で自然なとろみをつけているのが特徴。地域によって味が異なり、里いも、にんじん、したけ、こんにゃく、イクラが入っていますが、具も、切り方もそれぞれ違います。冬は温かいまま、夏は冷蔵庫で冷やして食べます。現在でもお正月をはじめ、お盆や行事、お祭り、冠婚葬祭などの際に各家庭で楽しまれています。
(新潟県観光情報サイト「にいがた観光ナビ」より)
情報量は十分だが、共感を得難い。つまり、自分の言葉で書かれていない文章と言える。
講義を受けて、私なりにライティングしてみたものが以下の文章だ。
オリジナリティは出ているのではないだろうか?
私の文章:
【のっぺ】
私は、大学進学で初めて新潟に来て、農学部に入りました。
そして、農学部の授業や研修、フィールドワークでいろいろな農家を訪ねてまわっていました。
農家や農村を訪れる度に、
「ウチのを食べてみろ!」
そう言って農家のお母ちゃんが毎回勧めてくれた料理が、里いもを主として作る「のっぺ」でした。
のっぺは冷たいものから、温かいものまで。汁があるものも、ないもの。使う野菜や具も、その切り方も出てくる家によってさまざま。
4年間の大学生活の中で、一度も同じ味の「のっぺ」はありませんでした。
そんな新潟の土地と家庭に根付いた、故郷の味が「のっぺ」です。
新潟を訪れた際にはこの新潟のお母ちゃんの味をぜひ味わってみてはいかがでしょうか?
のっぺを食べたことがない県外の人が、「食べてみたい」と思ってくれたら幸いである。
さて、今回のセミナーで個人的に共感される文章を自分の言葉で書くための技術として、以下の4つが整理できた。
1.読み手の欲しい情報は何か、徹底的に考え文章に含める
2.感情を動かすには「自分の言葉」で表現する
そのためには・・・
2-1.五感を使った表現を文章で行う
2-2.自分の体験をストーリーとして語る
以上をまとめていたので、ブログでシェアさせていただいた。
もし、前半のWEB運営やその他の内容について知りたい方がいたら個別にご連絡いただければと思う。
ライター 唐澤頼充