私のルサンチマン

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「自分は天才ではないか?」という勘違いと、「自分はクズだ」という自覚。でも「わりと何でもできてしまう」という実感と、けれど「大海からパクってきて井戸で見せびらかしているだけ」という現実。「只者ではない」と思いたい自分と、ちょと目線を上げれば「何者でもない」と実感する瞬間ばかりの日々。

「いつか…私も……」と思っているけれど、今この瞬間にできていなければそのいつかは永遠にこないことも分かっている。

小さな頃、クラスで模試のテストの点が良く周りに秀才あつかいされても、パッと全国順位を見れば、すぐに自分がうんちだってことに気づく。地元やチームではできるサッカー選手でちょっとちやほやされても、地域外ではゴミみたいに下手。
何かそういう環境やマインドは、あんまり小さい頃から変わっていない。捨てきれない自分への執着というか、自意識過剰というか。ルサンチマンというか。

ニートになっちゃう人とか、最悪犯罪に走っちゃった人とか、気持ちが結構分かる。自分にだって何かのきっかけがあれば、そうなってしまただろうと本当に思う。そういう意味では運がいいなぁと思って生きていきたい。

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