未分類

新潟県で注目の若手起業家 vol.2

新潟県で注目の若手起業家ということで前回それなりに好評だったのでvol.2を作りました。
今回も4社。
儲かってる云々よりも面白い取り組みをしている人を選んでいます。

●エンリージョン株式会社(リージョナルキャリア新潟/長野)

http://rs-niigata.net/
30代前半社長。県外の出身
社長:江口 勝彦 氏

高度人材紹介事業を新潟県で展開。昨年から長野にも進出。
東京から優秀な人材のUターン就職をサポート。
大学進学で新潟から流出してしまった優秀な人材を地元に呼び戻す期待の事業。
元プロバスケットマン。リクルート出身。

●曽我農園

http://sogafarm.main.jp/
30代中盤社長。
社長:曽我 新一 氏

新潟県内でも有名で注目の若手ファーマー。
超高額のフルーツトマトを生産、販売。
ホント高い。市場価格の5~10倍。
野菜ソムリエサミットで2部門大賞受賞と全国的にも評価は高い。
自慢のトマトの味は本当に美味しく、まるでスイーツのよう。

●みらいずWORKS

http://miraisworks.com/
女性社会起業家。
代表:小見 まいこ 氏
ファシリテーションスキルを核に、学校支援事業や地域づくり事業、社会づくり事業を行う、社会起業家子どもと大人のみらいづくりをテーマに企業やNPO、学校など幅広く研修や場づくりを行っている。
今年5月にはにいがたファシリテーション授業研究会を設立。
教育NPOとして注目を集めている。

●株式会社ペイフォワード(にいがた農園倶楽部)

http://nouen-club.jp/
30代後半社長。
社長:深見 啓輔 氏
棚田オーナー制で、高級米を販売する。
新潟ならではの農業ビジネスに取り組む。
農ガールと言う、農業に取り組む女性をピックアップしたブログは注目。

ということでvol.2の4社でした。
またの機会にvol.3、4と続けていけたらいいなーと思います。
それよりも、vol.1、vol.2と合わせて取材記事依頼とか来たら一番いいんですけどね(笑)

ライター 唐澤頼充

幸福なのは義務らしい。僕もそんな社会だといいと思う。

初音ミクの曲に「こちら、幸福安心委員会です」という曲がある。
YouTube動画を貼ったので興味のある方は聞いて欲しい。

歌詞はどこか含みがあり、皮肉的だ。
しかし、くり返し出てくる以下のフレーズにとても共感してしまった。
「幸せなのは義務なんです。」
国民の三大義務は以下の三つである。
 ・教育
 ・勤労
 ・納税
基本的には、国民全体が幸せであるためにすべきものであるが、個人にとっての幸せにしてはどこか遠回りすぎる気もしないでもない。
となると「幸福が義務」というのはちょっとストレートでいい気がする。
ただし、幸せという尺度は非常に個人的でもある。
それは個人の自由意思に基づくもので、共通化しにくいものでもある。
つまり、幸せは個人個人が自分で感じるしかないものだと思う。
自分の幸福は自分だけのものだから。
社会に目を向けると、世界経済の不況や日本の行き詰まりなど何かと暗い話題が多い。
若者を取り巻く環境も、就職難など厳しいものがある。
そんな環境の中にいると、個人が自分自身に「幸せかどうか」を問いかけること自体少なくなってしまっているように感じる。
自分の幸せとは何か?今自分は幸せなのか?
ちょっと立ち止まって考えてみよう。
幸せなのはだぶん人間の義務だから。
ライター 唐澤頼充

新潟県で注目の若手起業家 vol.1

とある雑誌の企画に提出した新潟で注目の若手起業家リストが自分で作っていて意外と面白かったので何回かに分けてブログにアップしていきたいと思います。

vol.1は4つの企業。

●グローカルマーケティング㈱

http://www.glocal-marketing.jp/
30代前半の社長。
社長:今井進太郎 氏

新潟初のマーケティング会社を20代で創業。
マーケティング支援だけでなく地域活動として子育て支援事業も行っている特徴的な会社。
子育て支援事業は「トキっ子くらぶ」と言い、新潟県・新潟市・長岡市行政とも連携して展開している。
社長の今井進太郎氏は地元出身の若手コンサルタントとして新潟では売れっ子。
ちなみに私の前職です(笑)

●合同会社直送計画(旧NG-life)

http://ng-life.jp/shop/
社長は20代中盤。東京からのIターン。
社長:谷 俊介 氏

新潟直送計画と言うショッピングサイト(ドロップシッピング方式)の通販サイトを運営。
新潟の良品を全国に発信する。
社長の谷氏が、新潟に来る際に何人か東京の人を引き連れ、
地元外から来たメンバーで事業をスタート。助成金の使い方もうまい。
事務所に卓球台がある。

●株式会社エイチ・ケイ・コネクション

http://life-mag.com/
30代前半社長。
社長:小林弘樹 氏

ローカルインタビューマガジン「LIFE-mag.」を発行する。
新潟に住む一般の方に焦点を当てインタビューを紹介する雑誌。
「生き方の多様さが街の豊かさ」をテーマに活動。
現在は一人で活動しているが、3,000部程度は売れるらしい。
地元書店、地元の文化系のコミュニティでは注目されている若手。

●バリューコンテンツ株式会社/モンゴル合弁会社RyomaTrading.LLC

http://vc1.jp
http://meets-mongolia.com/
30代前半社長。
社長:石田尚紀 氏

最近モンゴル事業に夢中。
モンゴルウランバートルにて、メディア事業、輸出入関連、不動産関連の事業を行う。
日本ではインターネット販売代行、輸出入、モンゴルの事業サポート。
モンゴルから、世界100人移住計画プロジェクトを推進。とのこと。
地元で小さく堅実に事業を行う人が多い中で異色の若手起業家。

とりあえず4企業。
近いうちにvol.2もあげます。

ライター 唐澤頼充

お詫びと山崎亮さんに質問したかったこと(2013/6/15協働のまちづくりシンポ 「つばめの未来へ!幸福のために今できること」 )

燕市吉田産業会館のまちづくりシンポ 「つばめの未来へ!幸福のために今できること」に参加し、2番目に質問をさせていただきましたものです。

まず、不快にさせて申し訳ございませんでした。
各方面からご指摘いただいておりますし、私も空気が読めていなかったと思います。

質問時は緊張もし、声も体も震え、
考えをまとめることもできず話していたので、全て伝わっていたとは思いません。

なので、本当に聞きたかったことを補足させていただければと思います。
お時間ある方はお読み頂ければと思います。

--------------------

地域にある、「人、文化、産業、土地」において何を守るべきなのか?
僕は地域独自のものである文化と土地だと思います。

そして、文化を生き残らせるのは都市の中の方が最適だと思うのです。

華僑、ユダヤ人は、土地を離れながらもアイデンティティと文化を維持しています。
「よさこい」は祭りを他地域の中に残しています。
日本の伝統芸能は東京や京都でしか生き残っていません。
(断定的に書いてしまい申し訳ございません。指摘受けました。
 同じ「残る」という形でも
 大都市では、歌舞伎や落語といった伝統芸能が消費文化として残っており
 現地では観光資源や保存対象として残っている
 消費文化の中で生き残ったほうが長く健全に保存され続けていると思うということを書きたかったのですが、誤解を与える、また不快感を与える表現になってしまい申し訳ございません。)
日本の都市には各地の、そして各国の伝統食が保存されています。
今ある地域の文化を都市の中で生き残らせる方法を考えたほうが有意義な場面もあるのではないかという考えです。

また、土地は住まなくても維持できます。
むしろ人間の生活インフラを整えなくても良い分、農業や流域を維持することに資金を裂けると考えています。

本日トークセッションで話されていた「つながり」や「パネリストのやりたいこと」は、この土地でやる必然性がないことばかりだったように感じます。
燕市や三条、長岡、上越、新潟などはそれなりの規模があるので20年後も今日のトークセッションで話されたことをしていても残るでしょう。

しかし、20年もたない危機地域が日本には多数あります。

その危機地域を守る。具体的には独自の文化を守り、農環境、自然環境を維持していくためには今回のやり方では難しいと思います。

そして、燕市も40年後、60年後は危機地域になる可能性もあります。

背景となる考え-------------
僕は上海やシンガポール、東京のような経済都市ではなく
人口20~30万人規模の都市が周辺地域環境を維持管理し、循環型の自然環境や経済環境を作っていき、その中に周辺地域の文化を生き残らせる国づくりが理想です。
新潟県で言えば、新潟市、長岡市、上越市、燕三条などが基幹都市となり、都市に住み、地域に通勤農業、通勤流域整備、通勤観光業などをするイメージです。
都市化(密集)は食料、資金、福祉、燃料等でみてもローコストなのは確かです。
都市に住み、多くの助けが必要な人を効率的に助け、都市の中で自分のルーツの文化を維持・伝達し、
そして元気な人が地域を守る活動を都市から通勤して行う。
そうしないと、消え行く文化が多数あると、非常に危機感を持っています。
------------------背景となる考え

今回のトークセッションの中では燕市でやる「土地の必然性」が語られませんでした。

その「土地」を生活圏として残す必然性をどう捉えていけばいいのか?
山崎さんの考える地元でやる意義や地元でやらねばならない必然性を教えて欲しいと思います。

-------------------------

今まとめると、そういう感じのことを聞きたかったのです。

ある方にご指摘いただいたとおり、「評論ヲタ」的な意見を押し付けるなという言葉に対しても、僕が評論ヲタであることは否定しません。

ただし僕は現実的な回答が欲しい、議論を少しでも前に進めたい。
燕市が自地域の維持だけでその周辺地域を維持管理できるような都市になることを誰も考えていないことは問題で、つばめ若者会議の人にそういう視点を持ってもいいのではないかと思い手を挙げました。
別に意見の押しつけではなく、僕のモヤモヤに回答が欲しく、きっと地域を考える上での参考になるだろうと思って質問しました。

もちろん批判もあるだろうし、空気が読めていないのはわかっていました。
手をあげて質問したのは僕のエゴです。

だけど、「地域でつながりを作っていけばきっと良くなるよね!」というほど楽観視していない。
むしろそんなムードに危機感を持っています。

僕からすれば、それくらい考えて地域づくりを考えなければホントにダメになると真剣です。

なのでたぶん、僕はああいう質問を今後も言い続けると思います。

その時に怒られるなら怒られるでいいですし、意見を戦わせることで会合で新しい発想や解決策が出るなら一番いいなと思います。

社会的に潰されるとかだとちょっと困りますが・・・

シンポジウム終了後、山崎さんとお話でき、若い頃の山崎さんもそういう考えで、その後どう変わったかなどを聞けてとてもよかったです。

ただ、不快に思われた方には改めてお詫び申し上げます。
本当に申し訳ございませんでした。

(2013.6.16追記)
内容云々よりも、シンポジウムの最後の質問コーナーという意見交換をするべき場ではない状況で、自分の意見を主張し聞きたいことを聞こうとする姿勢はエゴでした。

第三者が介入できないあの条件の中で、たかが一参加者の僕がああいうことをするべきではなかったとも反省しております。

運営の皆様が作り上げた雰囲気や、モチベーションに冷水をかけた形になってしまった点は責められてしかるべきと思います。

主張内容うんぬんではなく、態度、姿勢、状況が的確でなかった点を、改めてお詫び申し上げます。
大変申し訳ございませんでした。

唐澤頼充

ゲンロンスクール新潟中継 第2期やってます

新潟に居ながら、東京の最先端をリアルタイムに体感。思想と仲間に出会える空間!



Twitterフォロワー数11万人以上、「一般意思2.0」の著述や「株式会社ゲンロン」の代表として、雑誌「思想地図β」を刊行するなどの活動で知られている思想家・東浩紀(あずまひろき)氏。
20年以上思想・批評業界で生きてきた東氏が、その経験を活かしてプロデュースする「ゲンロンカフェ」が2013年2月1日東京・五反田にオープンしました。

ゲンロンカフェで行われるイベントのうち、ゲンロン代表の東氏がプロデュースし、自らも教壇に立つ「ゲンロンスクール」。
5~7月期に開催される8講座を新潟市内で生中継します

日本で最先端の思想・批評の空気を新潟にいながら体感しませんか?


5月中継スケジュール (各回中継場所が変更となります!!)

5/8(水)
「80年代バブル文化読み解き講座」速水健朗 氏
http://peatix.com/event/11503
会場:ピーアンドエム 新潟市中央区白山浦2-1-28 ITP白山浦ビル2F

5/10(金)
「社会学と現代思想―その微妙な関係」北田暁大 氏
http://peatix.com/event/11514/
会場:イロハニ堂 新潟市西区内野町431-2 ツルハシブックス2F

5/15(水)
東浩紀プロデュース枠 「熟議から未来を考える」鈴木寛×東浩紀
http://peatix.com/event/12382/
会場:NPO法人生涯青春の会 石田邸 新潟市西区坂井736-1

5/16(木)
「政策の想像力/創造力」序論 西田亮介 氏
http://peatix.com/event/11443/
会場:会場:ピーアンドエム 新潟市中央区白山浦2-1-28 ITP白山浦ビル2F

5/17(金)
「SFに何ができるか――”伊藤計劃以後”の現代SF展望」大森望 氏
http://peatix.com/event/11500/
会場:イロハニ堂 新潟市西区内野町431-2 ツルハシブックス2F

5/18(土)
「地図と地上へのまなざし」石川初 氏
http://peatix.com/event/12349/
会場:イロハニ堂 新潟市西区内野町431-2 ツルハシブックス2F

5/24(金)
「『一般意志2.0』とその後」東浩紀 氏
http://peatix.com/event/12125/
会場:イロハニ堂 新潟市西区内野町431-2 ツルハシブックス2F

5/29(水)
「建築2.0 建築からアーキテクチャへ」藤村龍至 氏
http://peatix.com/event/11493/
会場:NPO法人生涯青春の会 石田邸 新潟市西区坂井736-1

時間 18:30開場 19:00~21:00(予定)
料金 1,000円(ゲンロン友の会★/学生証提示で200円引き)
※お車でお越しの方は一度お問い合わせいただければ近隣駐車場をご案内いたします。

料金は会場にて直接お支払ください。
中継は一般公開されません。中継会場までお越しください

お申し込みはコチラのフォームから
https://sv35.wadax.ne.jp/~pm-factory-com/genronschool/inquiry.html

役目を終えた道具

新潟市北区福島潟にて。

陸に上げられた木船。
役目を終えた道具には、雨水がたまり、もはや本来の働きはできない。

ただ物として、そこに有り続けるだけ。

景色と同化しながら有り続けるだけ。

ガタペンタ

未来へ進む背中

新潟市西蒲区にある上堰潟公園の遊具で遊ぶ子供達。
未来への希望を抱いて前へ前へ。

この子達の未来に不安や閉塞感ではなく、ワクワクするような明るい道を示してあげるのが私たち大人の役目。
未来への負債を背負わせてはいけない。

ガタペンタ