今日どう?通信

【今日どう?通信】人にお願いできる回数は決まっている!?

地域活動や市民活動をしていると、どうしても人にお願いごとをする必要が有ることがあります。
イベント運営や、会報作り、何か貸してもらったり…etc、etc。

皆さんいい人なので「いいよ、いいよー!」と心よく手伝ってくれる方も多いのでついつい甘えてしまいます。しかし、それが何度も何度も続くと、最初は楽しく一緒にできていたのに、だんだん疲れてしまったり、負担になってしまうケースも少なくありません。

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【今日どう?通信】「暮らしの記録」が地域の宝|新潟市西蒲区福井集落で戦争展を開催

皆さんお盆はどのように過ごされたでしょうか?
今年は、戦後70年ということで、8月15日も例年からさらに厳粛な日になったように感じます。

 

さて、私は個人的な市民活動として新潟市西蒲区にある古民家「福井旧庄屋佐藤家」で行われている「戦後70年 村に残された戦争の足跡」という展示イベントのお手伝いをしています。

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【今日どう?通信】「おもしろい」を考える。地域のおもしろさを広げるには?

先日、新潟市の公民館が主催する若者向けのイベントに登壇してきました。

「『新潟あるある』を紹介して、普段の生活の中に溶け込んでいて気づかない、新潟の魅力を話してください」という依頼でした。昨年書いた、あるある本「新潟のおきて」の内容から新潟独自のネタを中心に話をしてきました。

事前に担当の方からは、
「新潟に住んでいながら、新潟にはおもしろいことが全然ないという若者も多いんですよ。もっと新潟がおもしろいと思って欲しいんです」というような話をされていました。

確かに、地元には何もない、つまらない、というような意見はよく耳にします。
でも、本当に地方は「おもしろくない」のでしょうか?

最近では、テレビでもインターネットでも、都道府県や地域のあるあるネタがとても流行っています。

「ダイヤを見つけ~たよ~」と聞かれれば「みのわでみつけ~たよ~」と答えちゃったり

「荒ぶる消雪パイプの犠牲になった」とか

「大洋紙」とか

「菊の花を食べちゃったり」とか

あるあるっておもしろいですよね。

でも、何でこんなにあるあるは「おもしろい」んでしょうか?
「おもしろさ」というのは一体何なんでしょう?

例えばテレビ番組は「おもしろい」ものが多いですよね。
人気の漫画も「おもしろい」。
では、人気がある=おもしろいのでしょうか?

そんなことはなさそうです。
小中学生の頃のことを思い出してみてください。
「◯◯先生のものまね」で笑いあったことがあったのではないでしょうか?
あれは間違いなく「おもしろ」かったはず。しかし、一方でその先生を知らない人(親兄弟や他校の生徒)にとっては全くおもしろくありませんね。

テレビと、あるある、担任の先生のモノマネの「おもしろさ」に共通するもの……
それは、「分かる・知っている」という大前提。
つまり、「話題を共有できている」ことが、おもしろさには欠かせないということではないでしょうか?
テレビのおもしろさは、前提を共有している人数がとても多いもの。一方、あるあるネタは県や地域の人だけが「分かる・知っている」。担任の先生のものまねは、さらに限られた人だけが共有している。
といった違いがあるものの、「誰かと話題を共有できた」ときに「おもしろさ」が、生まれるのは間違いなさそうです。

かつて、テレビや新聞、雑誌など限られた媒体でしか情報を入手することができなかった時代は「共有できるコンテンツ」が東京で作られた都市向けのものばかりだったように思います。
しかし今、インターネットが普及し、SNSが一般的になってきたことで「情報の流通」「情報の消費」が大きく変わっています。マスメディアが取り上げなくても、地域に住む人たちが地域の話題を自分でSNSに投稿し、皆で地域の話題を「共有」して、地域のことをおもしろがれるようになってきました。
けして地域が「つまらない」のではなく、これまでは、知らなかった、もしくは共有する相手がいかっただけなのかもしれません。だからこそ、このインターネット時代に、地域を知って、その話題をどんどんと誰かと共有していくことができたら、「おもしろく」なるのではないかと思います。

地域に住む人達が、東京で作られたコンテンツだけを消費するのではなく、少しでも地域の話題を消費して共有する。そうして共有できる人の輪がどんどんどんどん広がっていけば行くほど、「長岡っておもしろい」と感じるようになっていくのではないでしょうか。

日常の会話でも、SNSでも、都会の話題だけでなく、ちょっと長岡の話題を共有してみる。そういうひとつひとつの積み重ねが、長岡のおもしろさの源になっていくのかもしれません。

【今日どう?通信】100個のアイデアより、1つの行動が社会を変える

 

「AirBnB(エア ビーアンドビー)」というWebサービスを知っていますか?

これは、簡単に言うと一般の人が家のリビングなどを旅行者の宿泊に有料で提供。旅行者は一般の人に家に泊まって、コミュニケーションを楽しみながらその地域に泊まれるという、宿泊のマッチングサービスです。

https://www.airbnb.jp/

旅人はホテルに比べて安く泊まれたり、地元の人とのふれあいもできるということから、バックパッカーの人たちに人気で、日本はもちろん世界中で広がっています。
もちろん、部屋を提供する側も、新しい出会いになったり、ちょっとしたお小遣い稼ぎにもなるというメリットがあります。

とは言え、誰かが誰かを善意で泊めたり、住まわせてあげるという取り組みは、別に新しいものではなく、昔からあったものです。私の父は学生時代に下宿に住んでいたし、ホームステイの受け入れや、頼まれて人を泊めたことがある人はたくさんいるのではないでしょうか。

こういった、もともと細々とあった取り組みが、今再び注目を浴びている理由は、インターネットの登場により小さな活動が束になり可視化されることで大規模組織に負けない大きな“パワー”を持ったからです。

例えば長岡花火。
約100万人を集めるビックイベントは、近辺のホテルは超満室。
「もっと他の地域から見に来て欲しい」と思っても宿泊先の確保が困難です。

しかし、新たにホテルを建設しようと思ってもすぐにできるものではありません。
莫大なお金がかかりますし、実は長岡グランドホテルでも部屋数は89室しかないのです。
たくさんのお金をかけて、100部屋に満たないホテルを作る?なんだかすごくもったいない気がします。

そこで、もし「AirBnB(エア ビーアンドビー)」などのWebサービスを使って100家族が自分たちの部屋を1つ貸し出したら?
それだけで、長岡に大きなホテルが1軒できたのと同じだけの効果があるのです!
200家族だったらホテル2軒です!
すごい影響力だと思いませんか?

このように、特にインターネットの登場以降は、ひとつひとつは小さな行動でも、それが束になることで世の中を変える、社会を良くする“パワー”を持つようになってきています。

地域が良くなるアイデアとして

・行政が◯◯してくれたら……
・あの企業が◯◯してくれたら……
・あの団体が◯◯してくれたら……
・あの場所を誰かが◯◯してくれたら……
・政治家が◯◯してくれたら……

といった意見を持っている人はたくさんいます。
それこそ、まちづくりや協働では様々なアイデアが飛び交います。

もちろんどれも素晴らしい意見なのは間違いありません。

けれども、今、一人の声を全世界に発信できる時代です。
一人ひとりの行動が束になってチカラを持つ時代です。
アイデアを100個出しても、それが実現するかどうかはわかりません。
しかし、誰かの一つの行動は、社会のプラスに確実に成るのです。

インターネット時代は、誰かの1つの行動が、目に見える形で地域や社会に+1される時代です。
「AirBnB(エア ビーアンドビー)」に長岡の誰かが一人登録すれば、長岡にホテルの部屋が一室増えたのと同じことになるのです。
食べログのコメント一つが、街が盛り上がっている様子に
イベントの写真をアップロードすれば、地域のことが目に触れる可能性が高まる
「いいね!」を押せば、「人気がある」という指標になる

今、できる行動をひとつする。
その積み重ねが、地域や社会にとって大きなプラスになってくのではないでしょうか?
さあ、みんなで一緒にできる行動から地域づくりを始めましょう!

唐澤 頼充