先日、市民協働センターで発行している情報誌「らこって」で三島地域の「みしま西山連峰登山マラソン大会」について取材をしてきました。今年で32回目を迎えるこの大会は、地元の三島中学校が事前のコース清掃を手伝っています。さらに、当日は中学校の全校生徒が3kmコースに参加しているのです!
今日どう?通信
【今日どう?通信】外部のアイデアを活かすには?
さまざまな地域活動や、市民活動をしていると組織の中や仲間の中だけでは煮詰まってしまうケースも少ないですよね?
そんな時には外から人を入れて会議を開くと、新しい視点や新しい意見が出てくるのでオススメです!
【今日どう?通信】人にお願いできる回数は決まっている!?
地域活動や市民活動をしていると、どうしても人にお願いごとをする必要が有ることがあります。
イベント運営や、会報作り、何か貸してもらったり…etc、etc。
皆さんいい人なので「いいよ、いいよー!」と心よく手伝ってくれる方も多いのでついつい甘えてしまいます。しかし、それが何度も何度も続くと、最初は楽しく一緒にできていたのに、だんだん疲れてしまったり、負担になってしまうケースも少なくありません。
【今日どう?通信】「やったほうがいいこと」は誰もやらない
皆さんが地域活動をしている中で、話し合いは繰り返しているのだけれども、なかなか実行に結びつかないことはありませんか?ありますよね?私はありますよ(笑)
【今日どう?通信】インドカレー屋でインド人に怒られた話
先日、友人とインドカレー屋に行ってきました。
インド人が経営しているお店で「ナンが美味しいんだよ」と、評判のお店です。
お店に入ると3人の店員さんが聞き慣れない国の言葉で話をしています。ヒンズー語でしょうか?本格的な香りにわくわくします。
【今日どう?通信】「自分でやる」と、つながりが生まれる
私事ですが、9月のシルバーウィークに結婚式を挙げました。「式場ではなく、手作りのウエディングパーティーをしたい」と、茅葺屋根の古民家で、妻と二人でゼロから準備を初め、なんとか無事終えることができました。
【今日どう?通信】「暮らしの記録」が地域の宝|新潟市西蒲区福井集落で戦争展を開催
皆さんお盆はどのように過ごされたでしょうか?
今年は、戦後70年ということで、8月15日も例年からさらに厳粛な日になったように感じます。
さて、私は個人的な市民活動として新潟市西蒲区にある古民家「福井旧庄屋佐藤家」で行われている「戦後70年 村に残された戦争の足跡」という展示イベントのお手伝いをしています。
【今日どう?通信】「おもしろい」を考える。地域のおもしろさを広げるには?
先日、新潟市の公民館が主催する若者向けのイベントに登壇してきました。
「『新潟あるある』を紹介して、普段の生活の中に溶け込んでいて気づかない、新潟の魅力を話してください」という依頼でした。昨年書いた、あるある本「新潟のおきて」の内容から新潟独自のネタを中心に話をしてきました。
事前に担当の方からは、
「新潟に住んでいながら、新潟にはおもしろいことが全然ないという若者も多いんですよ。もっと新潟がおもしろいと思って欲しいんです」というような話をされていました。
確かに、地元には何もない、つまらない、というような意見はよく耳にします。
でも、本当に地方は「おもしろくない」のでしょうか?
最近では、テレビでもインターネットでも、都道府県や地域のあるあるネタがとても流行っています。
「ダイヤを見つけ~たよ~」と聞かれれば「みのわでみつけ~たよ~」と答えちゃったり
「荒ぶる消雪パイプの犠牲になった」とか
「大洋紙」とか
「菊の花を食べちゃったり」とか
あるあるっておもしろいですよね。
でも、何でこんなにあるあるは「おもしろい」んでしょうか?
「おもしろさ」というのは一体何なんでしょう?
例えばテレビ番組は「おもしろい」ものが多いですよね。
人気の漫画も「おもしろい」。
では、人気がある=おもしろいのでしょうか?
そんなことはなさそうです。
小中学生の頃のことを思い出してみてください。
「◯◯先生のものまね」で笑いあったことがあったのではないでしょうか?
あれは間違いなく「おもしろ」かったはず。しかし、一方でその先生を知らない人(親兄弟や他校の生徒)にとっては全くおもしろくありませんね。
テレビと、あるある、担任の先生のモノマネの「おもしろさ」に共通するもの……
それは、「分かる・知っている」という大前提。
つまり、「話題を共有できている」ことが、おもしろさには欠かせないということではないでしょうか?
テレビのおもしろさは、前提を共有している人数がとても多いもの。一方、あるあるネタは県や地域の人だけが「分かる・知っている」。担任の先生のものまねは、さらに限られた人だけが共有している。
といった違いがあるものの、「誰かと話題を共有できた」ときに「おもしろさ」が、生まれるのは間違いなさそうです。
かつて、テレビや新聞、雑誌など限られた媒体でしか情報を入手することができなかった時代は「共有できるコンテンツ」が東京で作られた都市向けのものばかりだったように思います。
しかし今、インターネットが普及し、SNSが一般的になってきたことで「情報の流通」「情報の消費」が大きく変わっています。マスメディアが取り上げなくても、地域に住む人たちが地域の話題を自分でSNSに投稿し、皆で地域の話題を「共有」して、地域のことをおもしろがれるようになってきました。
けして地域が「つまらない」のではなく、これまでは、知らなかった、もしくは共有する相手がいかっただけなのかもしれません。だからこそ、このインターネット時代に、地域を知って、その話題をどんどんと誰かと共有していくことができたら、「おもしろく」なるのではないかと思います。
地域に住む人達が、東京で作られたコンテンツだけを消費するのではなく、少しでも地域の話題を消費して共有する。そうして共有できる人の輪がどんどんどんどん広がっていけば行くほど、「長岡っておもしろい」と感じるようになっていくのではないでしょうか。
日常の会話でも、SNSでも、都会の話題だけでなく、ちょっと長岡の話題を共有してみる。そういうひとつひとつの積み重ねが、長岡のおもしろさの源になっていくのかもしれません。